コモロ連合は、アフリカのモザンビークから海を隔てて東にあり、コモロ諸島のグランドコモロ島、アンジュアン島、モヘリ島の3島で構成されている国家です。コモロ諸島の残り1つマヨット島(マオレ島)の領有権も主張していますが、現在はフランス領です。コモロ連合も1975年にフランスから独立しており、現在も政治的・経済的に安定しない状況が続いています。
公用語はアラビア語ですが、一般的にフランス語とコモロ語も使われています。通貨はユーロです。グランドコモロ島内の首都モロニに空港があり、マダガスカル・レユニオン・ナイロビへアクセスしています。
旅行ガイドにはあまり多くの情報がのっていませんが、絶滅に瀕している魚シーラカンスが近海に存在することで知られています。グランドコモロ島にあるコモロ国立博物館には、シーラカンスの剥製が展示されています。日本の鳥羽水族館はこの博物館の協力でシーラカンスを持ち帰り研究を行なっています。
静かでイスラム文化の影響が残る街並みを散策したり、青い海と白い砂浜のビートを楽しんだり、静かな時間が流れます。また、コモロはアロマオイルで有名なイランイランが自生していて、産業の1つとなっており、地元の市場で手に入れることができます。
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