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バルセロナの旅行ガイド

TOWN 投稿者: ココマチ編集部
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イベリア半島に位置する太陽と情熱の国、スペイン。
古代よりさまざまな民族の侵入が繰り返された歴史と、黄金の大航海時代の繁栄を経験したこの国では、多彩な文化が交錯し今に根付いています。
旅行のベストシーズンは春から秋にかけてで、北部、中央部、東南部、さらには海岸部、内陸部と地域によって気候が大きく異なるのが特徴です。自然が織りなす絶景や奇観、建築家による人工の美など、世界自然遺産と文化遺産が各地に点在しています。

首都マドリードに次ぐ第2の都市バルセロナは、1992年にオリンピックの開催地となったことでも知られていますが、この街が世界中の人たちを惹きつけるのは街中いたるところで目にするモデルニスモ建築です。モデルニスモはスペイン語で「近代主義」を意味する芸術復興運動で、独特の発想を柔軟に受け入れるカタルーニャ地方の自由な気風によって、天才建築家アントニ・ガウディやドメネク・イ・モンタネールを生み、ピカソやミロ、ダリといった破天荒な芸術家たちを育んできました。彼らの奇抜で独創的なデザインは、時を経ても私たちを強く惹きつけます。

そんな彼らの作品があふれる街バルセロナ。箱の中に収まらない異形の美を求めて、あなたも陽光の街に行ってみませんか。


ガウディのモデルニスモ建築

バルセロナを語るに当たって、建築家アントニ・ガウディは欠かせません。1882年の着工から130年を経た今もいまだ建築中である「サグラダ・ファミリア」をはじめ、ガウディが生み出した数々のモデルニスモ建築はバルセロナの顔となっています。

ガウディが生活の全てを捧げ魂を注ぎ込んだ「サグラダ・ファミリア」は街の中心地に堂々とそびえ立ち、完成まで300年はかかると言われていましたが、技術の進歩と入場者の増加による財源安定により、ガウディ没後100年の2026年の完成が視野に入ってきました。ガウディが手掛けた生誕のファサードのキリストの誕生にまつわる彫刻はとても精巧で素晴らしいです。受難のファサードには地元の彫刻家が手掛けたキリストの最後の日々を綴った彫刻が施されています。日一日と増築されていく様子は生きている塔のようで、完成が待ち遠しいです。

ガウディのパトロン、グエル氏の名前を冠した「グエル公園」は、住宅街の計画が頓挫して公園として開放されたものです。テラスは破砕タイルやガラスで装飾され、随所にガウディのアイデアが盛り込まれた公園は遊び心も満載で、カラフルなタイルのドラゴンの彫刻は公園の人気者となっています。

ガウディが実際に住んだ家も博物館として公開されています。グエル邸、カサ・バトリョ、カサ・ミラも見逃せません。地中海やカタルーニャの雪山をイメージした波打つような曲線が多用され、屋上に大胆なオブジェを設けるなど、有機物的な世界観を感じさせる独創性に驚かされます。


バルセロナグルメ

バルセロナはレストランやバルが星の数ほどあるレストラン激戦地です。地元に根付いた郷土料理店や、シェフの斬新な感性が光るスタイリッシュレストランなどラインナップも多様です。中でも観光客が気軽に利用でき、かつローカルな雰囲気を存分に味わえるのはスペイン版カフェ&バーのバルでしょう。オリジナリティ豊かなタパスと呼ばれる小皿料理が並び、いろいろな種類を少しずつ食べられるのが魅力です。

地中海に面したバルセロナは海の幸が豊富で、新鮮な魚介類を食することができます。カタルーニャ地方の郷土料理はシーフードがメインで、トマトソースやニンニク、オリーブオイルをふんだんに使った料理が多いのが特徴です。バルセロナの名物「サルスエラ」はエビ、イカ、アサリ、ムール貝などをトマトベースのソースとサフランで煮込んだ伝統料理で、スープに魚介の旨味がしみ出た逸品です。お米の代わりにパスタを使った「フィデウア」もこの地方の郷土料理で、形式は店によってさまざまですが、パスタに具の旨味が濃縮され、さすがご当地というお味です。バルセロナで是非、新鮮な魚介のおいしさを堪能してください。


バルセロナのアートスポット

バルセロナといえばモデルニスモ建築で有名ですが、見どころはそれだけではありません。世界的に著名な画家や地元出身の現代芸術家たちの美術館をはじめ、街のあちらこちらにパブリック・アートが点在しています。

多感な思春期をバルセロナで過ごしたパブロ・ピカソの美術館はゴシック地区にあります。デッサン、油絵、版画など少年期から晩年にわたる彼の画風の変遷が見て取れ、中でもベラスケスの「ラス・メニーナス」の58枚のパロディの連作は必見です。彼の独創的なタッチによって、登場人物の面持ちがだんだん変化していく過程が愉快です。

モンジェイックの丘には、バルセロナで生まれここを拠点に活躍したジョアン・ミロの美術館があります。自然光が入る館内でミロ・アートが楽しめます。近くにあるカタルーニャ美術館では世界屈指のロマネスク美術品が、アントニ・タピエス美術館ではスペインの前衛的な現代アートが鑑賞できます。奇才サルバトーレ・ダリの世界はバルセロナ王立美術サークル博物館でどうぞ。独創的なダリワールドは奇想天外で見応えがあります。

ピカソとミロの作品は街角にもあります。カテドラル近くの建築士会会館の壁画には祭りを題材にしたピカソのシンプルなデッサンが、ジョアン・ミロ公園には「女と鳥」をモチーフにした巨大なオブジェが、そしてランプラス通りにはミロのモザイク画が埋め込まれています。まさに街中が大きな野外美術館のようです。



この記事の著者
こんにちは☆ココマチ編集部です。 旅をすることが大好きです。世界中に友達を作り、毎月各国の友達に会いにいく生活を目指しています! よろしくお願います( ´艸`)

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