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ケアンズの旅行ガイド

TOWN 投稿者: ココマチ編集部
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オーストラリア大陸の北東岸、ファー・ノース・クイーンズランド地方の中心都市であるケアンズは、世界最大のサンゴ礁グレートバリア・リーフと世界最古の熱帯雨林ウエットトロピックスという2つの世界自然遺産に囲まれた港湾都市です。太古の時代から生息しているサンゴと熱帯気候によって育くまれてきた森がそこにあります。

世界最大の生命体であるグレート・バリア・リーフは、南北2,600キロ以上あり、日本列島がすっぽり入ってしまう大きさです。約300種のサンゴなど固有種を含めた多くの生物の宝庫であると同時に、その透明度から世界中のダイバーの聖地となっています。サンゴ礁でできたグリーン島は誰でも気軽に行ける人気の日帰りスポットとなっています。

四国ほどの面積を持つ熱帯雨林ウエットトロピックスは、世界最大のアマゾンの熱帯雨林よりも古く、世界最古の森と言われています。1億3,000万年もの世界が脈々と息づいているこの森は、さまざまな動植物が生育する生命のるつぼとなっていて、ここでしか見られない神秘の蝶もいます。ケアンズから高原列車やスカイレールで行くことができるキュランダ高原でこの雄大な風景を目にすることができます。

熱帯性気候に属するケアンズは、日本とは季節が逆で、9~11月が春、12~2月が夏、3~5月が秋、6~8月が冬に当たります。1年を通じて温暖な気候ですが、12月から4月の雨季は天気が変わりやすく、午後に激しいスコールが降ることも多いので、乾季の5月から11月が旅のベストシーズンです。1年中日中は半袖で過ごせますが、朝夕冷え込むこともあるので、夏服に羽織れる上着があるといいでしょう。また日差しが強いので、サングラスや帽子、日焼け止めは必需品です。時差は1時間で、日本のほうが1時間遅れています。

ケアンズはオーストラリアの主要都市の中でも、最も治安の良い街だと言われています。親日家の人も多く、環境が整っているので、ワーキングホリデー先として人気があります。観光地やレストラン、土産物店など訪れた先々で多くの働く日本人を見かけるのもケアンズならではです。

日本人に親しみやすい街ケアンズは、いつ訪れてもさんさんと輝く太陽の光が迎えてくれます。


ケアンズの街散歩

グレート・バリア・リーフの玄関口となっているケアンズの街は、意外にも歩いて回れるくらい小さな街です。コロニアル調の建物がところどころに残る緑多い街で、道は碁盤の目状になっているので、初めてでも迷うことなく街歩きができます。ケアンズのメインストリートは海岸沿いにある「エスプラネード」です。心地よい海風がそよぐ遊歩道にはカフェやレストランなどの店が並び、青い海を見ながらシーサイドウォーキングが楽しめます。早朝からジョッギングしたり、のんびり渚のボードウォークを楽しんだり、潮の香りと陽光をからだいっぱい浴びて、旅の疲れを吹っ飛ばしましょう。

日が沈むとナイトマーケットが営業を始め、界隈は一気に活気づきます。セキュリティーも万全なローカルマーケットで、お気に入りのアボリジニアートを探してみてはいかがでしょうか。

エスプラネードを歩いていると、入江に大きなプールが見えてきます。ケアンズは干潟でビーチがないため、政府のプロジェクトにより、マリーナに「エスプラネードラグーン」という人工プールが造られました。誰でも無料で利用でき、ライフガードも常駐しています。砂浜もあり、まるでその先の海に続いているかのような開放的なつくりで、小さな子供から大人まで幅広い年齢層の人たちが1年中楽しめるよう設計されています。プールの周りには芝生やバーベキュー施設もあり、憩いのレクレーションスポットとなっています。

オーストラリアに来たら是非コアラを抱きた~いという方は、プルマンリーフホテルカジノの最上階にある「ケアンズワイルドライフドーム」にどうぞ。オーストラリアではここクイーンズランド州と、パースが州都の西オーストラリア州、アデレードが州都の南オーストラリア州の限られた動物園でしかコアラを抱っこすることができません。そんな貴重な経験が市内中心部でできるだけでなく、コアラとのツーショット写真も撮ってもらえます。熱帯雨林を模した園内にはカンガルーやカラフルな鳥たちが放し飼いされていて、オーストラリアに来たことを実感できます。

ついでにカジノも楽しむと一石二鳥ですね。

ケアンズ市内には大きなショッピングセンターが2カ所あります。ひとつはマリーナ近くの「ピア・マーケットプレイス」で、マリーナに寄港する船を見ながら食事やショッピングができます。

キュランダ行きの列車が発車するケアンズ駅に隣接する「・セントラル」はケアンズ最大のショッピングセンターで、2階建ての長く延びたアーケードの中にさまざまなショップが並び、外光をとり入れた館内は明るくて開放的な雰囲気です。木曜日のみ夜9時まで営業しています。

日中は2つの世界遺産めぐりで忙しくても、朝、夕のわずかな時間でケアンズの街は充分楽しめます。長い1日を過ごしてくださいね。


ケアンズからのショートトリップ

ケアンズから少し足を延ばすと、オーストラリアが誇る海と森、2つの世界遺産をより深く楽しむことができます。

マリンブルーの海と色鮮やかなサンゴが美しいグレートバリアリーフに浮かぶグリーン島は、サンゴ礁のかけらが堆積してできた島で、ケアンズのマリーナから高速艇で約1時間のところにあります。うっそうと茂る緑と白砂のビーチに囲まれた南の島のイメージそのままの小さな島で、ダイビングやシュノーケリング、シーウォーカーやパラセーリングなどいろいろなマリンアクティビティを体験できます。

世界で最も美しいと言われるホワイトヘブンビーチがあるハミルトン島ではハートの形をしたサンゴ礁「ハートリーフ」の遊覧飛行ができます。コバルトブルーに輝く海とサンゴ礁が作り出す絶景は目に焼きつくことでしょう。

大型の恐竜たちが生きていた約1億3,000年前から生息している世界最古の熱帯雨林ウエットトロピックスは、太古の時代から変わらない自然を今に伝える貴重な自然遺産です。

四国ほどの面積の中に現在も貴重な野鳥や昆虫が生息し、それらを間近に観察することができます。なかでも鮮やかなブルーの羽を持つ神秘の蝶「ユリシス」は、1日3回見ると幸せになると言われている伝説の蝶で、優雅に舞うその姿には神秘的なオーラが漂っています。

ケアンズから鉄道で行けるキュランダ村には、スカイレールやコアラガーデン、ユリシスが見られるバタフライサンクチュアリーなどの施設があり、子供から大人まで楽しめます。

ディンツリー国立公園内にあるモスマン渓谷でマイナスイオンを浴びながらの散策もおすすめです。恐竜が食べていた植物がいまだ茂る深いフォレストグリーンに心も体も癒されます。季節によりモスマン渓谷での遊泳も可能です。

2つの世界遺産を満喫したら、世界有数のリゾート地ポートダグラスを訪れてはいかがでしょうか。フィシングの拠点でハリウッド映画のロケ地ともなるこの美しい港町はグレート・バリア・リーフをめぐるクルーズの玄関口で、帆船が寄港するマリーナや6キロ以上も続くフォーマイルビーチが見どころです。おしゃれな街並みの中にのんびりとした雰囲気があり、居心地のよさを感じます。近くにある「レインフォレストハビタット」にも是非どうぞ。カンガルーやワラビーが放し飼いされていて餌付けもできます。ワニも迫力満点。コアラは抱っこできませんが、一緒に写真を撮ることができます。

海と森、両方の大自然の宝庫で、パワーを存分に吸収しましょう。


ケアンズのグルメ

オーストラリアといえば、オージービーフとシーフード。 ケアンズにもお薦めしたい絶品レストランがたくさんあります。

本場のオージービーフをおなかいっぱい食べたいときは、オーストラリア全土でチェーン展開している「ホッグスブレスカフェ」に行きましょう。ピンクのブタがトレードマークで、ボリュームたっぷりの極上ステーキが日本よりリーズナブルな価格で食べられます。

人気ナンバーワンのプライムリブは、最高の風味と柔らかさを出すため18時間かけて仕込まれた逸品です。ソースはテキサス風、ガーリックバター風など7種類から選べ、ポテトとサラダも付いてすごいボリュームです。焼き加減もお好み通りで、その柔らかさとジューシーさに感動すること間違いなしです。ユニークなポスターや看板などでディスプレイされた店内で、豪快にオージーステーキをほおばりましょう。

街の目抜き通り、エスプラネード沿いにはシーフードレストランがたくさん並んでいます。ケアンズで必ず食べたいのはエビとマッドクラブというカニです。クイーンズランド州はエビの国内最大産地で身は甘くてぷりぷり、マングローブの泥の中に生息するマッドクラブは煮てよし蒸してよしの大型のカニで濃厚な味がたまりません。

プロウン(エビ)が店名になっている「ロープロウン」の一番人気は大盛りのシーフードプラッターです。マッドクラブとロブスターが丸ごと1匹、大エビのボイルやムール貝やオイスターなどオーストラリアのシーフードがオンパレードで、お得感と満足感いっぱいの一品です。バラエティ豊かな調理方法も自慢で、炭火焼きから天ぷらまで、地元ならではの新鮮な食材がいろいろな形で堪能できます。日本人の店員もいて日本語メニューもあります。心地よい潮風に吹かれながら贅沢にシーフードを味わいましょう。

せっかくオーストラリアに来たなら、普段食べられない珍しいものにもチャレンジしてはいかがでしょうか。「ダンディーズ」ではワニ、カンガルー、エミュー、バッファローやクロコダイルなどオースラリアでしか食べられない肉料理が味わえます。ワニの石焼肉は弾力感がある鶏肉のよう、肉厚にカットされたカンガルーのグリルは意外と柔らかくてジューシーです。エミューのパテはお酒が進む濃厚な味、クロコダイルは塩味の効いた歯ごたえのよい一品です。店はトリニティー湾の目の前にあるので眺めも最高です。

大自然が育んだたくさんの地元食材を味わってみてくださいね。



この記事の著者
こんにちは☆ココマチ編集部です。 旅をすることが大好きです。世界中に友達を作り、毎月各国の友達に会いにいく生活を目指しています! よろしくお願います( ´艸`)

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