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霊験あらたかなパワースポット 京都・鞍馬

CULTURESPOT 投稿者: ココマチ編集部
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京都の奥座敷と呼ばれる鞍馬地方は、京都市左京区に位置し、鞍馬寺の門前街として栄えてきた街です。鞍馬山のふもと、鞍馬川に沿った谷あいの街で、日が短いため「闇部(くらぶ)」と呼ばれていたことが地名の由来となっています。急峻な鞍馬山は古くから山岳信仰や密教が盛んで、山の精霊である天狗も住んでいるとされ、深い信仰を集めてきました。源義経が幼少時代、まだ牛若丸と呼ばれていた頃、この霊験あらたかな山で天狗に兵法や武術を学び、修行していたという伝説も残されています。そのためこの地は京都でも名立たるパワースポットとして知られていて、毎年多くの観光客でにぎわっています。
ここではそんな鞍馬を観光する際に外せない3つのスポット、天狗伝説の残る鞍馬寺、水の神と縁結びの神がいる貴船神社、秘湯鞍馬温泉についてご紹介します。


義経が鞍馬天狗と修行した地 鞍馬寺

鞍馬寺は、奈良時代に唐から渡ってきた高僧鑑真の高弟である鑑禎(がんてい)の開基で、770年に創建されました。9世紀に峯延が入寺して真言宗の寺に、12世紀に天台座主忠尋が入寺して天台宗の寺になりましたが、時を経て昭和22年に当時住職だった信楽香雲(しがらきこううん)が鞍馬弘教を開き、その2年後に天台宗から独立し、現在鞍馬寺はこの鞍馬弘教の総本山となっています。そのため本尊も独特の形態を取っていて、長く祀られてきた毘沙門天と千手観世音に護法魔王尊を加え、これらが三位一体となった「尊天」が本尊とされています。本堂も「本殿金堂」と、寺院と神社を併せ持つような呼び名になっています。 鞍馬寺の境内には由岐神社という神社があり、そのそばには「義経公供養塔」があります。源義経が幼少の頃にここに住まい、10年ほど修行をしていたという伝説も残されています。


水と縁結びの神がいるパワースポット 貴船神社

全国におよそ450あるという貴船神社の総本山が、鞍馬にある貴船神社です。創建については詳しくわかっていませんが、社名の由来は神武天皇の母親である玉依姫命が黄色の船「黄船」に乗ってこの地に入り、水神を祀ったという伝説からであるとされています。「気力の生ずる根源」の地であるという意味で「気生根」という文字をあてられることもあります。 本宮の祭神は水を司る神である高龗神(たかおかみのかみ)です。水は命の源であり、穢れを洗い流して浄化し、開運に導いてくれると信じられているため、古くから心願成就、航海安全などの信仰を集めてきました。中宮では縁結びの神である磐長姫命(いわながひめのみこと)が祀られているため、昨今は若いカップルを中心に縁結びのパワースポットとしても人気を集めていて、結婚式の会場としてもよく選ばれています。


霊験あらたかな湯治場 鞍馬温泉

鞍馬山の山中、壮大な自然の中にひっそりとたたずむ一軒宿の鞍馬温泉。電車で行くなら、貴船神社の入口にあたる貴船口駅の次の駅、鞍馬駅で降りて10分ほど歩けば到着という、京都の中心部から日帰りできる距離にあります。泉質は硫黄泉でありながらにおいはあまりきつくなく、ほんのりと白く濁っていて、泉温は15度という冷泉です。やわらかくさらっとした湯ざわりで、神経痛やリューマチ、糖尿病に効能があり、美肌の湯としてもよく知られています。 鞍馬温泉のある鞍馬山は、牛若丸と鞍馬天狗が修行をしたという伝説が残る、霊験あらたかな山です。その豊かで荘厳な自然に囲まれた露天温泉は、非日常な雰囲気と水質の良さも相まって、癒しの効果を幾重にも高めてくれます。晩秋の紅葉の時期は、まわりの山々が一斉に色づき、特に景色の見ごたえが抜群です。


神秘の地鞍馬で身も心も癒されよう

鞍馬寺の本尊のひとりであり、「大地」と「力」の象徴とされる護法魔王尊は、650万年前に金星から地球に降臨した霊王だと言われています。寺に安置されている護法魔王尊の像は、光背(後光をかたどった装飾のこと)が葉でできていて、鼻が高いという姿をしています。このことから、鞍馬に住む天狗はこの護法魔王尊と同一ではないかという説もあるそうです。 この魔王尊と、毘沙門天、千手観世音の三位一体となった姿である「尊天」は、本来どこにでも存在する「宇宙のエネルギー」そのものですが、それが特に多く集まる場所が鞍馬寺だとされています。この寺を古くから戴き、門前街として栄えてきた鞍馬の地がいかにパワーに包まれているかということがよくわかる伝説です。 神秘的な力によって身も心も癒されたい、そんな旅がしたいなら、ぜひ鞍馬を観光してみてはいかがでしょうか。


この記事の著者
こんにちは☆ココマチ編集部です。 旅をすることが大好きです。世界中に友達を作り、毎月各国の友達に会いにいく生活を目指しています! よろしくお願います( ´艸`)

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