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茶の湯とゆかりが深い町・松江の茶と菓子

FOODSHOPPING 投稿者: ココマチ編集部
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江戸時代に松江藩のお膝元として栄えた島根県松江市は、石川県金沢市と並んで茶処・菓子処として知られる町。松江藩七代藩主の松平出羽守治郷公(不昧公)は自身で不昧流茶道を完成させたことで知られ、松江は今も茶の湯との関係が深い町です。このような歴史の中で育まれた松江の茶と菓子は、古くから茶の席だけではなく市民の生活の中でも親しまれてきました。そこで今回は不昧公が好んだ松江の三大銘菓など、松江の茶と菓子についてご紹介します。


創業130年以上の老舗茶店・中村茶舗

中村茶舗は京都府宇治の老舗・中村藤吉本店から1884年に分家し、松江で茶舗として創業した歴史ある店です。創業者である中村松吉はお茶の味を見極める高い技術を持つ人物として知られていました。また多くの茶を一度に生産できるようにと、日本で初めての電動石臼を作成した人でもあります。本社と同じ場所にある抹茶工場は予約をすると見学が可能です。工場見学とともに松江市民が日常で気軽に楽しむ方法で抹茶を飲める抹茶体験もできます。


自然の風景を写しとる工芸菓子で有名な彩雲堂

松江市内に数多くある和菓子店の中でも、工芸菓子に力を入れていることで有名なのが彩雲堂です。工芸菓子とは砂糖と餅粉を混ぜ合わせたものを使い、花鳥風月など自然の風景をリアルに再現した菓子で、菓子職人の高い技術が必要とされます。彩雲堂の工芸菓子は国内の審査会などに出品されるだけでなく、パリの島根県人会が催す「牡丹祭り」にも出展されてパリの人々を驚かせました。また松江市内のカラコロ工房では、菓子職人について和菓子の作り方を習うことができます。


松江藩主が愛した三英堂の三大銘菓

松江の三大銘菓と呼ばれるのが、三英堂が発祥といわれる菜種の里・山川・若草の3つの茶菓子です。この3つの茶菓子は松平不昧公が愛した菓子といわれ、それぞれの名前は不昧公が詠んだ和歌によって名づけられたのだそうです。どの菓子もシンプルな外見と名前から連想する美しい色合いで、舌だけでなく目も楽しませてくれる品々。今も茶の席で提供されることが多く、不昧公ゆかりの茶室では3つの菓子とともに抹茶を味わえます。またお土産としてもおすすめです。


松江の町に溶けこむ茶の文化

松江市で古くから親しまれる茶菓子と茶についてご紹介しました。茶道との関係が深い松江市では、茶会の席だけでなく家でポットのお湯を使って抹茶をたてて飲むなど、日々の生活の中でも気軽に茶や和菓子を楽しんでいます。茶道ゆかりの地というと京都や金沢などを思い浮かべてしまいますが、松江には日常に溶けこんでいる茶の楽しみ方や、多種多様な茶菓子など興味深いものが多くあります。松江に旅行に行かれる際はこのような茶に関する文化も体験してみてくださいね。


この記事の著者
こんにちは☆ココマチ編集部です。 旅をすることが大好きです。世界中に友達を作り、毎月各国の友達に会いにいく生活を目指しています! よろしくお願います( ´艸`)

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