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5時間待ちの大行列!ミラノ万博日本館

TIPSTREND 投稿者: ココマチ編集部
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2015年5月1日から10月31日までの184日間にわたってイタリアのミラノ市郊外で開催されているミラノ万博。テーマは、『「地球に食料を、生命にエネルギーを」Feeding the Planet, Energy for Life』という事で、参加各国は食をテーマにした展示を中心に展開しています。
140カ国以上が参加している万博ですが、その中でも開幕早々から行列待ちの人気パビリオンとしてマスコミなどに注目されている日本館に行ってきました。
日本館のテーマは「“Harmonious Diversity”を巡る旅~ (食を巡る遥かなる旅)」。基本理念は「『日本食』や『日本食文化』に詰め込まれた様々な知恵や技が、人類共通の課題解決に貢献するとともに多様で持続可能な未来の共生社会を切り拓く」とあり、古来より自然と共生する日本の農業と食、そしておもてなしの精神を背景に育まれた「日本の和食文化」を外国人に伝えようというのが企画内容になっています。
世界各国で空前の和食ブームとなっていますが、海外の人がイメージする和食は、「寿司」「天ぷら」といった偏ったイメージを持っている人が多いのが現状。この機会に、日本の本当の「和食」文化を知ってもらうことを意図しているのではないでしょうか。
肝心の日本館は予想どおりの大人気で開場して朝一番に日本館に並んだのですが、その時点で既に5時間待ちの行列でした。並んでいる人はほとんどが西洋人で日本人はほとんどいませんでした。


プロジェクションマッピングで日本の農村と四季を表現

5時間待ちの大行列でようやく日本館の中に入る事が出来ました。待ち時間でも誰一人クレームをいう事なく大人しくひたすら待っていたのは驚きで、そしていよいよ中に入れるようになると周りの人も待った疲れも忘れたのか本当にワクワクしてみんな入って行きました。中に入ると日本人のスタッフから日本館の説明や注意事項、そして日本館のスマホアプリの紹介などがあり、その後また20分ほどの待ち時間。そしてようやく日本館の見学コースが開始されました。 最初の部屋では、生を知らず、死を知らずという大きな墨文字で書かれた書画が躍り、日本の美しい四季を表す浮世絵の連作のような4枚の絵が出現しました。そして次の部屋では四方がスクリーンになっていて、また円盤のような物が多数あり、四方のスクリーンとその円盤に、プロジェクションマッピングで日本の農村や四季のイメージの映像が次々と表現され、とても不思議な物をみているような感じになりました。春には植えた苗がどんどん成長し、夏には祭りなのか村人が踊り、秋には一面が黄金色の豊作になり、そして最後は雪景色の冬になっていきました。ちょっと幻想的なまるで夢でもみているような不思議な感じになりました。


スマホアプリと連動。ハイテクを駆使した「ダイバーシティの滝」

日本の農村をイメージしたプロジェクションマッピングで神秘的な不思議な感傷に浸っていると、次の部屋ではブルーを基調とした、また神秘的な雰囲気のする「ダイバーシティの滝」がお出迎え。この滝もスクリーンに映し出されたプロジェクションマッピングだと思いますが、高い滝から様々な日本料理のお皿が流れてきます。寿司あり、卵焼きのようなものもありました。面白かったのは、それらの料理を手で触れる事により自分の所に寄せられるようになっており、そして日本館のスマホアプリと連動して、スマホアプリを滝の指定の場所にセットして、そこまで料理を寄せると、自分のスマホにその料理のコンテンツがダウンロードされるというものでした。ゲーム感覚で楽しめる内容になっていましたが、テーマは日本の昔からの食文化で農村などをイメージするものでしたが、それを表現する方法として、このようなプロジェクションマッピングやスマートフォンのアプリなどハイテクを駆使するのは非常に斬新で面白いと思いました。


和食文化の根幹。和と輪といただきますとごちそうさま

日本館の展示のクライマックスは、シアター・レストラン「Tomorrow Restaurant」。これは近未来のレストランをコンセプトにしたもので、6人掛け食卓に全員着席し、日本館スタッフの進行役が進めるミュージカルっぽいショーみたいなものでした。各自の座席には箸で操作するインタラクティブなコンテンツもあり、スクリーンで季節や素材、調理法などの選択肢から好きなものをお箸でクリックすると、それにマッチした料理が一人一人の前に映像で現れる仕掛けになっていました。 これにより箸の使い方を外国人の方に体験してもらい、そして進行役のスタッフが、箸の使い方だけではなく、「いただきます、ご馳走様」、といった食にまつわる行儀や「和、輪」という日本のおもてなしの心も伝えていました。 箸を使って季節や素材、調理法を選択、行儀作法、おもてなしと和の心を紹介する事で、いわばこれが和食文化の根幹を紹介するショーであったと思います。


日本館を体験して

入場する前に「日本館見学には50分かかります。途中退場はできません」という表示があり、そんなに長いのかと思いましたが、実際に入ってみると盛りだくさんで全てが素晴らしくあっという間の時間でした。他国の展示も色々見ましたが日本館が圧倒的に素晴らしかった。5時間待った甲斐があったと思います。一方で日本は食に恵まれた素晴らしい国である事を感じ、この素晴らしい食文化を次世代にも繋いでいかなくてはいけないという事を感じました。


この記事の著者
こんにちは☆ココマチ編集部です。 旅をすることが大好きです。世界中に友達を作り、毎月各国の友達に会いにいく生活を目指しています! よろしくお願います( ´艸`)

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