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パプアニューギニアは南太平洋のオセアニア地区にある立憲君主制国家。800を超える民族と言語が存在し、公用語は英語です。パプアニューギニアの観光といえば、その大自然。「世界最後の秘境」と称されるとおり、未開の土地が多く、大自然を満喫できるので、先進国では得られない経験ができます。ただし、パプアニューギニアの玄関口、首都ポートモレスビーの治安はパプアニューギニアでも最悪といわれているので、夜はもちろん日中も外出を控えるなど注意が必要です。
野鳥の宝庫、バリラタ国立公園でパプアニューギニアの大自然を堪能

パプアニューギニアのバリラタ国立公園は、パプアニューギニア初の国立公園で、首都ポートモレスビーの郊外、標高833メートルの場所にあり、先住民であるコイヤリ族がいまだに居住しています。同国立公園内では色とりどりの草花、蝶々や野鳥が目を楽しませてくれます。野鳥の宝庫といわれるこの公園では、ゴクラクチョウなど鳥のさえずりに心が癒され、亜熱帯地区に生息するシロガシラトビの大空を飛ぶ姿にパプアニューギニアの雄大な自然を感じることができます。
不思議な動き、マッドマンダンスは一見の価値あり

800以上の民族が暮らす多民族国家、パプアニューギニア。各民族にはそれぞれの文化や慣習があります。民俗文化の中でも最も有名なのは、ハイランド地方のアサロ渓谷に住むフシェト族の伝統的戦術が元になったマッドマンダンスです。泥のお面を装着して全身に泥を塗り、亡霊に扮して敵を怖がらせ、奪われた土地を奪い返したことが起源であるとされています。由来を聞くと、勇ましいダンスを想像しますが、実際は無言でゆったりとした不思議な動き。一見の価値ありです。
ダイバー必見!世界有数のダイブスポット、トゥフィ

大自然が魅力の国、「世界最後の楽園」パプアニューギニア。未開の地であるがゆえに温暖化や環境汚染の影響をほとんど受けていないパプアニューギニアの海は、色鮮やかなサンゴ礁が美しく、その種類の多さでも有名です。中でも首都ポートモレスビーから小型飛行機で約1時間の場所にあるトゥフィは世界有数のダイブスポット。ギンガメアジ、バラクーダ、ハンマーヘッド・シャーク、そして時にはグレートシャークなど、多種多様な生物が見られるのも嬉しいポイントです。
独特の魅力が満載。「地球最後の楽園」パプアニューギニア
「地球最後の楽園」と称されるパプアニューギニアの観光といえば、やはり太古の昔から変わらない大自然です。雄大な野山の景色や昆虫、野鳥を堪能したいならバリラタ国立公園でのトレッキング、民族の文化に触れたいならアサロ渓谷でのマッドマンダンス鑑賞、透明度の高い海に生息する美しいサンゴ礁と多種多様な魚に癒されたいならトゥフィでのダイビングなど、他の国では体験できない魅力的な観光スポットが盛りだくさん。思い切り自然を堪能するには最高の場所です。
