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イタリアを代表する高級ワインの産地、ピエモンテ州

FOODTOWN 投稿者: ココマチ編集部
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イタリアの北西に位置するピエモンテ州は、アルプス山脈の麓に広がるイタリア屈指の高級ワイン産地です。この地方のブドウ畑は80%が丘陵地帯にあります。世界的基準で評価されているバローロやバルバレスコなどの赤ワインが生産の中心ですが、上質な白ワインも多数あり発泡系も醸造しています。気候的には雪が多く寒さの厳しい冬、乾燥した夏、ぶどうの収穫期には霧が発生します。主要なブドウの品種として、黒ブドウのネッビオーロ、バルベラ、ドルチェットなどがあります。
イタリアワインの格付けは、一番厳格な規定が設けられているD.O.C.Gを筆頭に、D.O.C、I.G.T、そして、D.O.C.GやD.O.Cの申請がなされていないワインV.d.Tという分類になります。では、イタリアで最もD.O.C.Gが多いピエモンテ州の代表的なワインをご紹介しましょう。


ピエモンテ州を代表するワイン、バローロ

ピエモンテ州の数ある高級ワインの中でも特に「イタリアワインの王様」と言われているのが、赤ワインのバローロです。バローロ村の南、タラノ川沿いアルバ街近くの「ランゲの丘」付近で造られていて、ブドウは最高品種のネッビオーロを使用しています。通常は3年以上熟成させた後、出荷となりますが、優良収穫年のワインは20年以上熟成にも耐え旨みが増します。飲み頃になるまで時間が掛かるため小樽で熟成させる醸造法も生み出され、現在では大樽で長期熟成されたものと、小樽で熟成させたモダンなものがあります。 特長としては、濃いルビー色で細やかな酸と重厚感を感じるタンニン分となっています。もちろん、イタリアワインの格付けのD.O.C.Gに認定されています。古代ローマ時代に既に銘酒となっていたこのワインは、かのカエサルもお気に入りだったと言われています。


イタリアワインの女王、バルバレスコ

バルバレスコは、ピエモンテ州バルバレスコ村タナーロ川の南、傾斜面で大半が栽培されています。このワインはバローロの弟分にあたり、1800年代まで黒ブドウのネッビオーロはバローロを作るブドウとされていたのを、バローロと違う場所で育ったネッビオーロの個性を全面に押し出し、バルバレスコの名を高めました。今や、バローロと並ぶイタリア最高の長期熟成型赤ワインで、バローロよりまろやかで口当たりが良いのが特徴です。妖艶でエレガントな質感は、バローロが王様であるのに対し、「イタリアワインの女王」と言われています。通常の熟成期間は2年ほどですが、優良収穫年のワインは15年の熟成期間で飲み頃となります。ブドウはバローロと同じ最高品種のネッビオーロです。そして、イタリアワインの格付けのD.O.C.Gに認定されています。


イタリア辛口白ワインの代表、ガヴィ

ピエモンテ州白ワインの代表格なのが、ガヴィです。コルテーゼ・ディ・ガヴィともいい、南部にあるガヴィ地区を中心に造られています。使用されているブトウのコルテーゼは、南向きの斜面でなければ栽培できないため、ブドウ畑は丘陵の南向き斜面に広がります。イタリアの白ワインではあまりない辛口の代表です。ガヴィでも昔は甘口のワインが造られていましたが、地中海沿岸の魚料理に合うものをと辛口が造られるようになりました。そして、1970年代から80年代に流行したラ・スコルカ社の黒ラベルが特徴的なラ・スコルカ・ガヴィの躍進もあり、世界的なワインの産地として知られるようになりました。 やや緑がかった麦わら色で透明感があり、シャープな酸味、花の香りが特徴的。熟成期間が3年以内のフレッシュさも魅力です。そして、イタリアワインの格付けのD.O.C.Gに認定されています。


ピエモンテ州のワインを楽しむ

ピエモンテ州にはイタリアを代表するワインが数多くありますが、他にも特産物としてアルバの白トリュフがあります。この白トリュフを使ったパスタなどの料理をはじめ、この地方の伝統料理によくあるバターソースや牛肉やジビエの赤ワイン煮込みなどは、ここで生産された赤ワインとの相性抜群です。さらに、この地方で生産されている熟成タイプのチーズにも良く合います。また、魚料理やバーニャカウダなどは白ワインに合うと言われています。 このように、産地で造られたものは産地の特産料理と合わせるのが一番良いと言われています。また、ピエモンテのブドウ畑の景観は、ユネスコの文化遺産として登録されています。現地に行って、その空気を感じどこまでも続くブドウ畑を眺めながら、地元の料理とワインを堪能するというのが最高の贅沢と言われているのです。


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こんにちは☆ココマチ編集部です。 旅をすることが大好きです。世界中に友達を作り、毎月各国の友達に会いにいく生活を目指しています! よろしくお願います( ´艸`)

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