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まるでメルヘンの世界!中世の宝石箱ローテンブルク

SPOTTOWN 投稿者: 吉川由美
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ドイツの人気観光スポット、ロマンチック街道。古都ビュルツブルクからバイエルン州の最南西部のフッセンに至る約350キロの観光ルートで、その沿道には古き良き時代の面影を残す街が点在しています。その中のひとつ、マイン川支流のタウバー川沿岸に位置するローテンブルクは、南北に走るロマンティック街道と東西に走る古城街道が交差する街で、12世紀に築かれた城壁の中に中世の街並みが静かに佇んでいます。正式名称は「ローテンブルク・オプ・デア・タウバー」といい、9世紀にこの地を興した貴族の城が「オプ・デア・タウバー(タウバー川を望む丘の上)」にあったことに由来します。街を散策して、しばし中世の時代にタイムスリップしてみましょう。


中世を彷彿させる撮影ポイント「プレーンライン」

ローテンブルクが誕生したのは12世紀。神聖ローマ帝国の帝国都市となり、やがて自治を獲得して14世紀に大いに発展しました。しかし16世紀の三十年戦争とペストの大流行により繁栄に終止符がもたらされ、結果としてそのことが中世の街並みを残す要因となりました。その後、度重なる戦禍に見舞われましたが、第二次世界大戦後に失われた中世の姿に戻すべく再建が図られ、往時の街並みが復活しました。昔ながらの木組みの家や入り組んだ石畳の小路が織りなす光景は「中世の宝石箱」と称えられ、ウンテレ・シュミード通りとノイ通りが交差するプレーンライン」と呼ばれる小広場から絵葉書やガイドブックに必ず登場する風景が臨めます。思い出に残るベストショットをここから撮りましょう。


街を守り続けた城壁

ローテンブルクは、四方を城壁に囲まれた城郭都市です。12世紀マルクス塔、ヴァイサー塔、ブルク門をつなぐ1.5キロの第一次城壁が造られ、その後徐々に拡大されて14世紀に現在の姿になりました。大部分は第二次世界大戦で破壊されてしまいましたが、世界中から集まった寄付金で修復され、城壁には寄付をした人々の名前が刻まれています。現在は西北のクリンゲン門からシュピタール門までの約2.5キロの区間を歩くことができ、その間12ヶ所の門や塔で自由に上り下りができます。街の全体像をつかむには絶好の散歩道で、違う角度からローテンブルクの街並みが眺められ、城壁と共に暮らしてきた人々の息吹を感じることもできます。


ドイツで最もロマンチックなクリスマスマーケット

ローテンブルクはどの季節に訪れてもベストシーズンで、最低気温が零下になる極寒の冬でさえ、寒さを忘れてしまうようなロマンチックな光と活気に包まれます。特にクリスマスの4週間前から開催される「ライテレスマルクト」は、ドイツで最もロマンチックなクリスマスマーケットと称される冬のローテンブルクの風物詩。雪化粧した木組みの家や石畳の路地がイルミネーションに彩ら市庁舎前のマルクト広場や市庁舎から聖ヤコプ教会に延びる広場にはクリスマスグッズや装飾用のレーブクーヘン、名物のシュネーバルという菓子やグリューワイン、焼きソーセージなどを売る屋台が並び、街はクリスマスムード一色に包まれます。この時期は宿泊施設が混み合いますので、予約はお早めに。


おとぎの国へタイムトリップ!

クリスマスマーケットの時期に滞在できなくても、1年中クリスマスムードが味わえるスポットも。街の目抜き通りヘルンガッセ沿いにある「ケーテ・ウォルファルト」は通年営業のクリスマスオーナメントの専門店で、どの季節に行っても一歩店に入れば気分はあっという間にクリスマスです♪この他にも、17世紀の30年戦争時に市長が3リットルものワインを一気飲みして街を救ったマイスタートルンク伝説に因む市議宴会館の壁の仕掛け時計や、「聖血の祭壇」で知られる聖ヤコブ教会など見どころが満載。おとぎの国に迷い込んだような中世の街ローテンブルクには、何度でも行きたくなる魅力がたくさん詰まっています。


この記事の著者
こんにちは!台北在住の専業主婦の吉川です♪ 在住者だからこそ知っている台湾の生情報やお薦めのレストラン、旅行会社に勤務しながら、趣味と実益を兼ねて旅した世界50カ国の都市の見どころや観光ポイントをた~くさんご紹介させていただきます♪

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