フランス領ポリネシア最大の島、タヒチ。大タヒチと小タヒチのふたつの島がひょうたんのように連なるこの島は、世界有数のリゾート地のひとつです。年間平均気温27度、一年を通して貿易風が吹く穏やかな気候は、まさに地上の楽園。美しい海でマリンスポーツに挑戦したり、フランス文化の影響を強く受けた街を散策したりとバカンスを満喫できます。とはいえタヒチの魅力はそれだけではありません。今日はタヒチに行くならぜひ訪れたいタヒチの観光スポットをご紹介します。
先住民の残した貴重な神殿アラフラフのマラエ

マラエとは先住民のポリネシアンにより、かつて土着信仰の神殿として使用されていた神聖な場所です。タヒチ島内に無数にあるマラエの中でも「アラフラフのマラエ」は規模も大きく、現在も美しいままその姿を残しています。毎年7月には「ヘイヴァ・イ・タヒチ」というお祭りが催され、多くの観光客で賑わうようです。普段はひっそりとした神殿で、2体のティキ石像が出迎えてくれるアラフラフのマラエ。ティキ石像の穏やかなお顔を眺めていると心がほっと落ち着きます。
タヒチを愛した天才画家ポール・ゴーギャン博物館

画家のポール・ゴーギャンもタヒチの美しさに魅せられた人物の一人です。タヒチを愛し、晩年を過ごした彼は、タヒチの自然やそこに暮らす人々を描いた作品を数多く残しています。そのポール・ゴーギャンの作品を多く取りそろえている博物館が、「ポール・ゴーギャン博物館」。作品は残念ながら模造品が多いのですが、作品と共に彼の歴史を綴ったパネルや、タヒチのアトリエを再現したコーナーなどもあり、ゴーギャンの人生に思いを馳せることができます。
初心者も安心!パパラでサーフ天国

サーフィン発祥の地と言われているタヒチ。多くのサーファーにとってタヒチは憧れの地です。エキスパート向けの大きな波が魅力のタヒチですが、初心者にもおすすめのポイントがあります。それが、タヒチ島南側のサーフポイント「パパラ」。玉砂利と黒砂が混じり合った河口のビーチブレイクで、ビーチも広く駐車場やシャワーも完備。ベストシーズンの5月から10月には多くのサーファーが訪れるパパラ。ぜひ足を運んで本場の波に乗ってみてはいかがでしょう?
海以外にも見どころ満載!タヒチの観光スポット
タヒチを訪れたならぜひ訪れたい観光スポットをご紹介しました。ポリネシアンの伝統を知ることができるアラフラフのマラエ。フランス文化やアートを感じるポール・ゴーギャン博物館。そしてパパラでのサーフィンなど、いずれも歴史あふれるタヒチの観光スポットです。それ以外にも言語や料理など独特のタヒチ文化を知る機会はたくさんあります。また青い海と大自然に癒されるのもタヒチ旅行の醍醐味。みなさんも地上の楽園タヒチでバカンスを満喫してくださいね。
