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選ばれしものだけが到達できる世界一の絶景、地上の海The Wave

SPOTTIPS 投稿者: あや
選ばれしものだけが到達できる世界一の絶景、地上の海The Wave

The Waveはラスベガスから300〜400km、アリゾナ州とユタ州にまたがるパリアキャニオン・バーミリオンクリフス自然保護区内、コヨーテビュート・ノース地区に位置する、美しい赤い砂岩でできた地形です。
一億年以上も前の巨大な砂漠が、空気の乾いた環境下でまるごと化石になり、長い年月をかけて雨風によって削られた結果現在の波のような曲線美となりました。
見渡す限りに広がる波の表面は地層が4次元の力でぐにゃりと曲げられたような、タイムマシンの中に入りこんだような世界。もろく崩れやすい土壌を崩さないようにするため、1日にたったの20名しか訪れることが許されていないまさに秘境中の秘境なのです。


選ばれし者だけが到達することを許される

The Waveに入る条件はただ一つ、毎日開催される抽選で選ばれることだけです。選ばれるのは現地で開催される抽選会で10名、オンライン抽選会で10名、合計1日20名のみ。
選ばれたたった20人だけが現地への地図と許可書を手に入れることができる非常に狭き門なのです。
現地での抽選は、ユタ州のカナブという田舎町のツーリストセンターで行われます。
倍率はその日によって異なりますが、多いときには150名ほどの人々がたった10名の枠を獲得するために集まります。
抽選日時は訪問希望日の前日のみ、朝8時半〜9時の間に受付が完了した人のみ抽選の権利を得ることができるのです。少しでも時間に遅れると、権利すら得られないので特にアリゾナ州から向かう場合には時差に注意が必要。抽選自体は無料で参加することができ、当選後に支払う許可証の発行手数料は7ドルととても良心的な値段です。何が何でもThe Waveに行きたい!という方は長期の休みを取って抽選会に通い詰める作戦も良いでしょう。また、天候が安定せず競争率の低い冬季も当たりやすいようです。


長期の休みなんて取れない!弾丸でThe Waveに乗り込むには?

どうしても抽選券を得たいなら毎日抽選会場に行く為に長期休暇を取るなんて無理!という方の為に、オンライン抽選会が開催されています。
抽選で選出される20人のうち、10人はオンライン抽選で選ばれるのです。オンラインの場合抽選申し込みに5ドルかかる上、抽選できるのは4ヶ月先以降の日程。抽選の度に費用はかかるのは現地で粘る宿泊代金と比べると安いものですが、日程が問題かもしれません。
当選した日程で本当に現地に行くことができるのか、行くことができたとしても天候は大丈夫かなど心配は多くありますが、日本円で約500円ほどなので運試しがてら応募してみるのも良いでしょう。


・ 権利を得ても、たどり着くとは限らないのが秘境

抽選の当選者には、許可書とThe Waveまでの地図が配布されます。まさに子供の頃憧れた冒険のマップですが、そう簡単には辿り着くことができません。まず最寄りの駅から舗装された道路を30〜60分、その後未舗装の道路を同じく30〜60分程ドライブ。未舗装の道は、天候によって抜け出せないほどのぬかるみが現れることもあるようで一度ハマると数万円を支払い専門業者を呼ぶ必要があるとか。
ようやく到着したトレッキングスタート地点からは、歩いてThe Waveに向かいます。
トレッキングの所要時間は往復3〜4時間程度。永遠と同じような光景が続く道のりは非常に迷いやすく、携帯のGPSと冒険マップだけが頼りです。完全に方角を見失うと戻ってくることすら困難となるので、不安な人は現地ガイドを雇うこともできるようです。
大人数の抽選から選ばれ、現地に向かう許可を得てもそう簡単には拝ませてくれない真の秘境です。


当たったときのために!準備すべきものは?

The Waveに辿り着くためには、片道約4.8kmのハイキングを行うことになります。見事抽選に選ばれたときのために、The Wave攻略必須アイテムはしっかり準備しておきましょう。
The Waveまでの道のりでは、木の生えていない砂地と岩地、ぬかるんだ泥道も歩き回ります。怪我をしないように軽く履きなれたトレッキングシューズは必須アイテムです。服装は軽く、動きやすく、乾きやすいものを選び汗をたくさんかいても体力が落ちないようにしましょう。帽子やサングラスなど、充分な紫外線対策も必要です。
往復3〜4時間の道のりにはトイレはもちろん水道などもありません。十分な量の水とそれを背負うことのできる軽量のザックもあると便利です。
最後に、言うまでもないですが良いカメラを忘れずに。1億年以上前の化石が波となって現れた地上の奇跡を思う存分シャッターに収めましょう。


この記事の著者
元旅行会社勤務。異文化に触れること、特に現地の人々の文化や生活に触れることが大好きで高級ホテルよりも現地の人のお家で住むように旅するのが好き。 最近はもっぱら英語の通じないアジア圏への旅にハマっています。

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