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特産品で魅力再発見、米沢市

SHOPPINGSPOT 投稿者: ココマチ編集部
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山形県米沢市は県の南に位置しており、福島県に隣接しています。一帯は置賜地方と呼ばれ、米沢盆地が広がっている地域です。南には吾妻連峰が横たわり、市内には一級河川の最上川が流れています。春夏秋冬でそれぞれ彩りを変える壮大な自然に恵まれた土地です。伊達政宗が生まれた米沢城、関ケ原の合戦後に新潟から移ってきた上杉家ゆかりの観光スポットなど、歴史的な名所も豊富です。
また特産品にも恵まれており、美味しい食べ物や伝統的な工芸品などがあります。あまたあるなかから、とくに三つの特産品に絞って紹介していきます。ひとつめは工芸品の米沢織、もうひとつはグルメとして味わってもお土産としても喜ばれる米沢牛です。最後に取り上げるのは、近頃話題の米沢ラーメンです。これら幅広い特産品を足掛かりにして、米沢市の魅力について再確認していきましょう。


美しい伝統が生きる、米沢織

江戸中期の名君として知られる上杉鷹山は、アメリカ合衆国35代大統領ジョン・F・ケネディが「尊敬する日本人政治家」として名前を挙げたことでも有名な人物です。生まれは現在の宮崎県で、幼いころに上杉家の養子となり、家督を継ぎました。当時の米沢藩は非常な財政難に陥っており、打開策として鷹山はさまざまな施策を打ち出します。そのひとつが、米沢織です。 米沢織は青苧を原料とする麻織物から始まり、やがて絹織物へと移ります。ベニバナや藍、クチナシなど自然の染料を使って染め上げる方式は今でも変わっておらず、味わい深い色彩を醸し出しています。いくつもの工程を経て作られる布は手間がかかり、簡単なものでも10日、複雑なものになれば2ヶ月以上かかるといわれています。職人の技と伝統が現在まで息づいている工芸品、それが米沢織です。


口の中でとろける霜降りの魅惑、米沢牛

一般的に日本三大和牛といえば、松坂牛、神戸牛とともに米沢牛があげられます。米沢牛を初めて食べたのは、9代目米沢藩主上杉鷹山が開校した藩校の英語教師として招いたチャールズ・ヘンリー・ダグラスです。あまりの美味しさに感動したダラスは任期を終え、米沢を離れて向かった横浜に1頭の米沢牛を連れて行きました。彼の周囲でも米沢牛は評判を呼び、全国的に知られるようになったといわれています。 米沢牛には明確な定義があり、それに当てはまったものだけが米沢牛として認められます。例えば飼育者は米沢市がある置賜地方の三市五町に住んでおり、米沢牛銘柄推進協議会の認定を受けていなくてはならないなど、平成26年12月の改定より全部で五つの項目が数えられます。ブランドへのこだわりが、日本有数の美味しい牛肉を生み出しているといえるでしょう。


食べたい、大好き、米沢らーめん

日本で初めてラーメンを食べたのは2代目水戸藩主徳川光圀で、17世紀中ごろのことといわれています。一般的に日本にもたらされたのは明治時代で、大正時代に入ると広く普及していったと考えられています。中華めんにスープをかけて具材を盛り付けたシンプルな料理ですが、奥が深く、日本人の好みに合ったためか各地でご当地ラーメンがいくつも誕生しています。米沢らーめんもそのひとつです。 特徴的なのは麺です。通常使われるよりも多くの水を加えて作られ、2~3日は寝かせます。熟成させたあと、職人が手で揉むのでちぢれ、このちぢれがあっさりとしたスープによく絡んで絶妙な味わいを醸し出します。また地元のラーメン店主が中心となって結成された米沢そんぴん会。頑固や意地っ張りを意味する方言そんぴんを掲げたそんぴんラーメンも話題となっています。


こだわり抜いた米沢の特産品

数ある米沢市の特産品の中から、米沢織、米沢牛、米沢らーめんを取り上げて紹介しました。米沢織は江戸時代半ばから続く伝統工芸で、米沢牛は明治初期に米沢に英語教師として赴任してきたイギリス人をきっかけとして広まった特産品です。米沢らーめんになると時代が下り、米沢市内に広がったのは昭和初期といわれています。この三つは時代がまったく違う特産品といえるでしょう。 これらに共通していえるのは、それぞれが独自の「こだわり」を持っていることではないでしょうか。天然素材にこだわる米沢織、厳しい定義を設けて品質にこだわる米沢牛、米沢らーめんも麺の原料粉の配合から製法までこだわりがあります。日本人が元々持っている気質、こだわりを大事にする米沢だからこそ紹介した三つに代表される特産品が現在まで受け継がれ、愛されているのではないでしょうか。


この記事の著者
こんにちは☆ココマチ編集部です。 旅をすることが大好きです。世界中に友達を作り、毎月各国の友達に会いにいく生活を目指しています! よろしくお願います( ´艸`)

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