飛鳥の明日香の里を(明日香村)/散策スポット/奈良県立万葉文化館
ならけんりつまんようぶんかかん
『万葉集』を軸にした古代文化の総合拠点。
『万葉集』を中心に、古代の文化を紹介する県立の美術館・博物館です。
万葉集を題材にした日本画のコレクションを持ち、企画展も行われます。図書・情報室では万葉集や飛鳥に関する資料を閲覧できます。
この館が建つ前、建設に先立つ発掘調査で大きな発見がありました。飛鳥池工房遺跡です。
7世紀後半の工房の跡で、金・銀・銅・鉄・ガラス・漆といったあらゆる素材を扱っていたことが分かりました。飛鳥の建築や仏具、装身具はここで作られていたとみられます。
なかでも知られているのが、日本最古の貨幣とされる「富本銭(ふほんせん)」が大量に出土したことです。和同開珎より古い貨幣が実際に鋳造されていたことが、この発掘で確かめられました。
遺跡の一部は保存され、館内と屋外で見られます。建物にはさまれた一角では、掘り出した石組みや炉の跡がそのままの姿で残されています。
展示を見る場所そのものが遺跡である、という構成です。万葉集の歌と、その時代に物を作っていた工房の跡を、同じ建物のなかで見られます。
近鉄橿原神宮前駅から周遊バス「万葉文化館西口」下車すぐ。
すぐ隣が酒船石遺跡(丘の上の酒船石と、丘の下の亀形石造物)です。あわせて歩けます。開館時間・休館日・料金は変わることがあります。お出かけの前に公式の案内をご確認ください。
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