飛鳥の明日香の里を(明日香村)/散策スポット/新沢千塚古墳群
にいざわせんづかこふんぐん
丘陵に約600基が並ぶ、日本を代表する群集墳。
橿原市の南西部、貝吹山から北西へのびる低い丘陵の上に広がる古墳群です。総数は約600基。日本を代表する群集墳のひとつで、1976年(昭和51年)に国の史跡に指定されました。
造られはじめたのは4世紀の終わり頃、今から1600年ほど前のことです。そこから6世紀の終わり頃まで、約200年にわたって築かれ続けました。もっとも多く造られたのは5世紀後半から6世紀前半にかけての100年間です。初期のものとしては、500号墳と213号墳が確認されています。
1960年代に、全体の約2割にあたる約130基が発掘調査されました。そのなかでとくに知られているのが126号墳です。
5世紀後半に築かれた長方形の墳丘で、東西約22メートル、南北約16メートル、高さ約1.5メートル。木の棺をそのまま埋める木棺直葬で、棺とその周囲から、ペルシャや中国、朝鮮半島からもたらされたとみられる副葬品が数多く出土しました。
5世紀の日本に、それほど遠くからの品が届いていたことを示す資料です。出土品は国の重要文化財に指定されています。
現在は新沢千塚古墳群公園として整備され、墳丘のあいだを歩けます。芝すべりや遊具のある龍の広場、ベンチの置かれた桜の広場、棚田の広場があり、シルクの杜と歴史に憩う橿原市博物館が隣接しています。駐車場は無料です。
所在地は明日香村ではなく橿原市です。夏は草が伸びて墳丘の形が見えにくくなります。起伏を追いたいなら、草の少ない季節のほうが歩きやすく感じられます。
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